DVD Shrinkでバックアップ



DVD Shrink3.1を使用します。


以下の2パターンで説明します。

1.バックアップ
  用途:単純にDVD→DVD±Rへバックアップします。(ただし焼きはなし)

2.編集
  用途:本編のみや複数枚のDVDから本編のみを纏めベストDVDを作成する


1.バックアップ

起動〜入力元設定

図1

起動時のウィンドウです。

入力元をA.ファイル(HDD)B.DVD(DVDドライブ)のどちらかを選択して下さい。


A.ファイル(HDD)から読込み

図2

「Open Files」ボタンを押します。

図3

DVDファイルがあるVIDEO_TSフォルダを指定します。


B.DVD(DVDドライブ)から読込み

図4

「Open Disk」ボタンを押します。

図5

DVDドライブを指定します。


図6

読込み先設定後、DVDファイルの分析が始まります。

設定

図7

分析が終わったら各種設定を行います。

本編(Main Move)、特典(Extras)、メニュー(Menus)、または全体(DVD)に対して
圧縮率(Video)、音声(Audio)、字幕(Subpicture)の設定を行います。

・圧縮率(Video)
  通常は自動設定(Automatic)で構いませんが
  「Custom Ratio」にすることにより圧縮率を手動設定できます。
  「Custom Ratio」時はスライダーを使って圧縮率を設定します。

・音声(Audio)
  不要な音声のチェックを外します。

・字幕(Subpicture)
  不要な字幕のチェックを外します。


次に出力を行います。

3.出力設定へ進んで下さい。

2.編集

起動〜入力元設定

図8

起動時のウィンドウです。


図9

図8のウィンドウで「Re-author」ボタンを押します。

図10

「DVD Browser」タブのプルダウンでDVDファイルのあるフォルダを選択します。
フォルダは「VIDEO_TS」フォルダか、「VIDEO_TS」の1つ上のフォルダを指定します。
選択すると分析が始まります。(ただし、一度分析したものは分析されません。)

図11

分析が終わると上図右側のようにDVDの内容が表示されます。

ここからは本編のみのDVDを作成すると仮定して説明します。
本編(Main Movie)をクリックします。

図12

本編のタイトルが表示されます。
このタイトルをダブルクリックすると上図左側に追加されます。

複数枚のDVDから本編だけを纏めてベストDVDを作りたい場合は
図10〜図12まので作業を繰り返し行って下さい。

タイトル設定

図13

タイトル(Title)、または全体(DVD)に対して
圧縮率(Video)、音声(Audio)、字幕(Subpicture)の設定を行います。

・圧縮率(Video)
  通常は自動設定(Automatic)で構いませんが
  「Custom Ratio」にすることにより圧縮率を設定できます。
  「Custom Ratio」時はスライダーを使って圧縮率を設定します。

・音声(Audio)
  不要な音声のチェックを外します。

・字幕(Subpicture)
  不要な字幕のチェックを外します。


タイトルムービーの再生開始位置、終了位置を設定(必要な場合のみ設定)

図14

図13の上図ボタンを押します。

図15

再生開始位置「Strat Frame」,再生終了位置(End Frame)は
プレビュー映像を見ながらスライダーまたはボタンを使って設定します。


次に出力を行います。

3.出力設定へ進んで下さい。

3.出力設定

出力先設定〜圧縮・出力(1.バックアップ、2.編集 共通)

図16

設定が終わったら「Backup!」ボタンを押します。
まず、最初に出力先を設定します。

「Target Device」で出力方法を3通りの中から選択します。

図17 Neroがインストールされていない場合

図18 Neroがインストールされている場合

(1)圧縮後、Neroで焼く
(2)圧縮後、イメージファイル作成
(3)圧縮したDVDファイルをHDD出力

 ※ただし、(1)(2)はNeroがインストールされている場合に限ります。

(1)の場合

  1)「Burn with Nero to following device:」でDVDドライブを選択。(図の場合は「NEC DVD+RW ND-1100A」)
  2) 次に「Select folder for temporary files:」で一時作業フォルダを指定します。
    「Browse...」ボタンを押してフォルダを選択します。(図19 参照)

(2)の場合

  1)「Burn with Nero to following device:」で「Image Recorder」を選択。
  2) 次に「Select folder for temporary files:」で一時作業フォルダを指定します。
    「Browse...」ボタンを押してフォルダを選択します。(図19 参照)

(3)の場合

  1)「Burn with Nero to following device:」で「Hard Disk Folder」を選択。 注)
  2) 次に「Select target folder for DVD output files:」で出力先フォルダを指定します。
    「Browse...」ボタンを押してフォルダを選択します。(図19 参照)
  3)「Create VIDEO_TS and AUDIO_TS subfolders」をチェックすると
     上で設定したフォルダ内に「VIDEO_TS」、「AUDIO_TS」フォルダが
     自動的に作成されます。(デフォルトのままでOK)

  注)Neroがインストールされていない場合は選択出来ません。

図19

出力先フォルダを指定します。


「DVD Region」でリージョン設定を行います。

図20

ここはデフォルト(「Region Free」にチェック)のままで構いません。
「Provider ID」には任意のタイトル名を半角英数字で入れておきましょう。(空欄でも可)


「Backup Options」でバックアップ設定を行います。

図21

「Preform...(略)....quality」をチェックすると圧縮前に分析を行います。
この分析を行うと画質が良くなるようです。(ここはお好みでチェックして下さい。)
上記以外の設定項目は、デフォルトのままで構いません。


「Burn Settings」で書込み設定を行います。
(1)〜(3)の場合の、いずれかをご覧下さい。

図22 (1)の場合

「Volume Label」でボリュームラベルを入力します。

※Neroがインストールされていない場合は、「Burn Settings」タブは表示されません。

図23 (2)の場合

「Volume Label」でボリュームラベルを入力します。
「Target file for Image Recorder」でイメージファイルの保存先とファイル名を指定します。

※Neroがインストールされていない場合は、「Burn Settings」タブは表示されません。

図24 (3)の場合

「Burn Settings」では設定の必要はありません。

※Neroがインストールされていない場合は、「Burn Settings」タブは表示されません。


分析・圧縮

図25

図21で「Preform...(略)....quality」にチェックを入れた場合、分析が行われます。

図26

圧縮処理が始まります。


(1)(2)の場合のみ表示される出力処理画面です。

図27 (1)の場合

図28 (2)の場合


完了メッセージダイアログ

図29 (1)(2)の場合

図30 (3)の場合

以上で完成です。